『介護職員等特定処遇改善加算』とは?
介護職員処遇改善加算とは、利用者に直接介護サービスを提供する職員(介護職員)の安定的な処遇改善を図るための環境整備と賃金改善を目的に創設された加算です。
訪問介護事業所~うる~(運営:株式会社INFINITE 以降、当事業所)に於いても、令和5年度より「処遇改善加算」制度を利用し職場環境改善や職員が充実できる環境づくりに取り組んでおります。
キャリアパス・職場環境改善施策を紹介
介護のプロフェッショナルを育成するキャリア職位制度
当事業所では、介護のプロフェッショナルを継続的に育成するためにキャリア職位制度を導入しました。経験・資格取得やスキルアップが、給与や待遇に適切に反映されるようにすることで、職員の定着とモチベーション向上に取り組んでいます。
未経験者でも安心して働ける支援体制
当事業所では、他業種から転職された介護未経験の方への支援策も充実させています。
先輩職員が業務について丁寧に指導・アドバイスする制度のほか、働きながらの資格取得もサポートします。
介護のお仕事のスタートとなる資格である初任者研修・実務者研修の受講費用を負担するほか、介護福祉士の資格取得についても支援する制度も設けています。
育児休暇も取りやすい職場環境
当事業所では適切なワークライフバランスを実現を目指し、育児休業制度の利用を推進しています。育休取得によるシフト変更にも柔軟に対応し、職員みんなが協力して子育てをサポートする環境です。
職場環境要件の提示について
見える化要件に基づき、特定加算の取得状況を報告し、賃金以外の処遇改善に関する具体的な取り組み内容を下記に掲示致します。
職場環境要件項目 | 当法人としての取組み |
働きながら介護福祉士取得を目指す者に対する実務者研修受講支援や、より専門性の高い介護技術を習得しようとする者に対する喀痰吸引、認知症ケア、サービス提供責任者研修、中堅職員に対するマネジメント研修の受講支援(研修受講時の他の介護職員の負担を軽減するための代替職員確保を含む) | 資格支援制度を導入し、受験料や研修費等の補助を行うことにより、職員が研修や講習を受けやすい環境を整えている。 |
雇用管理改善のため管理者の労働・安全衛生法規、休暇・休職制度に係る研修受講等による雇用管理改善対策の充実 | 有給休暇取得推進を積極的に行っている。 |
ICT活用(ケア内容や申し送り事項の共有(事業所内に加えタブレット端末を活用し訪問先でアクセスを可能にすること等を含む)による介護職員の事務負担軽減、個々の利用者へのサービス履歴・訪問介護員の出勤情報管理によるサービス提供責任者のシフト管理に係る事務負担軽減、利用者情報蓄積による利用者個々の特性に応じたサービス提供等)による業務省力化 | 介護ソフトの活用による情報共有、記録の電子化による業務負担軽減を行っている。 |
子育てとの両立を目指す者のための育児休業制度等の充実、事業所内保育施設の充実 | 育休取得によるシフト変更にも柔軟に対応し、職員みんなが協力して子育てをサポート |
ミーティング等による職場内コミュニケーションの円滑化による個々の介護職員の気づきを踏まえた勤務環境やケア内容の改善 | 適時ミーティングを開き情報共有を徹底している。 |
健康診断・こころの健康等の健康管理面の強化、職員休憩室・分煙スペース等の整備 | 年次健康診断の実施、喫煙所の設置、職員休憩室の確保。 |
介護サービス情報公表制度の活用による経営・人材育成理念の見える化 | ミーティング等で経営理念を唱和し、共有を図っている。 |
職員の増員による業務負担の軽減 | 積極的に職員を採用し、一人一人の業務を分散させ負担を軽減している。 |